アユタヤの爆発物工場に落雷、火災発生も負傷者や死亡者なし

タイ陸軍兵器局が管理するアユタヤ県の爆発物工場で2024年10月2日、落雷による火災が発生。雨の中、煙が立ち込めましたが、負傷者や死亡者の報告はありませんでした。

2024年10月2日、Facebookページ「Fire & Rescue Thailand」は、アユタヤ県の爆発物工場で落雷による火災が発生したことを報告し、多くの煙が立ち上ったとしています。投稿には次のような内容が記されています。

「2024年10月2日14時頃、アユタヤ県防災局は、アユタヤ県バンコ島地区にある陸軍兵器局爆発物工場の事務所で火災が発生したとの通報を受けました。建物が損傷し、大量の煙が上がりました。調査によると、激しい雷雨の中で落雷が原因であることが確認され、負傷者や死亡者はいないとのことです。」

現場の職員によると、当時、激しい雨が降っており、古い木造建物の屋根に落雷がありました。屋根の下には2層の天井があり、落雷後、天井で火が発生し、徐々に広がっていきました。職員が水を使って消火し、消防車も出動して火を制御。この火災で負傷者や死亡者はいませんでした。

この建物は1944年に建てられ、80年以上の歴史を持つ古い木造建築で、軍の通信担当者が数名勤務していました。調査員が現場の写真を撮影し、さらに詳細な原因を特定するために専門家を招いて調査を行う予定です。損害額は見積もることができません。