タイ警察は2024年9月30日、不純な金製のお守りを販売した疑いで、あるカップルをバンコクのラムイントラ65通りの自宅で逮捕しました。二人は、公衆詐欺や虚偽広告、コンピューター犯罪に関与した容疑がかけられています。
警察によると、カップルはライブ配信を通じて金製品を販売していましたが、その金の含有量が実際よりも多いと誤認させる虚偽の宣伝を行っていたとされています。購入者の中には、他の金販売店で商品の買い取りが拒否されたケースもあり、詐欺の被害を受けたと主張する人々が複数名いることが確認されています。
警察は、二人の自宅から金や金庫、4丁の登録済み銃を押収し、さらに高級車やその他の財産も調査中です。また、警察は二人が違法に財産を得ている可能性を調べるため、マネーロンダリングの疑いについても捜査を進めています。
容疑者の二人はすべての容疑を否認し、警察の取り調べには応じていません。保釈は却下され、10月1日には拘留延長を求める裁判所命令が予定されています。警察は、今後も関連する人物に事情聴取を行い、事件の全容解明を目指す方針です。
