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62歳のドリアン売り、果物の露店場所を巡る争いで夫婦を殺害

2024年9月25日 配信

フルーツ売りのイメージ

タイ南部ソンクラー県チャナ郡のラッサラット通りで2024年9月23日、62歳のドリアン売りの男が果物の露店場所を巡るトラブルから、夫婦を銃撃し刺殺する事件が発生しました。各報道が伝えています。



チャナ警察署の警察官が現場に駆けつけると、ドリアン売りの男が38口径のピストルとナイフを手にしているのを発見し、その場で逮捕しました。被害者は果物売りの64歳の男性と44歳の女性の夫婦で、重傷を負って病院に搬送されましたが、その後に両名とも死亡しました。

警察の調べによると、容疑者であるドリアン売りの男は、長年使用していた露店の場所を被害者夫婦に占拠され、その場を譲るように求めたものの拒否されていました。以前から何度も口論があり、この日も言い争いが発展した結果、容疑者が銃を取り出し、女性を6発撃ち、その後、逃げる男性を追いかけて刺し、さらに撃った女性も刺したとのことです。

防犯カメラの映像には、事件の一部始終が記録されており、容疑者が銃を発砲する様子や、逃げようとした被害者を追い詰め刺す場面が映っていました。

この事件を受け、チャナ警察署と地元自治体は同様のトラブルを防止するため、ラッサラット通りの歩道に沿った露店営業を禁止することを決定しました。

容疑者の家族は、彼が持病を抱えているにもかかわらず、生計を立てるために露店業を続けていたと述べています。事件の背景には、夫婦が以前は近隣の市場で商売をしていたものの、後に容疑者と同じ場所で営業を始めたことが争いの原因であったとされています。

 

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