パタヤの寺院に捨てられた女の子の赤ちゃん

タイ東部チョンブリ県バンラムン郡にある寺院のワット・カオプローンサケートプターチャーン（วัดเขาโป่งสะเก็ตพุฒาจารย์）のトイレで2024年9月20日、女の子の赤ちゃんが放置されているのが発見されました。現地の住民や僧侶たちの通報を受け、救助隊が現場に急行。幸いにも赤ちゃんに怪我はなく、すぐに病院で健康であることが確認されました。

現場は静かな山の中にある寺で、赤ちゃんはタオルに包まれ、さらにピンクのシルクの布で覆われていました。布には赤アリが集まっていたものの、赤ちゃんに外傷はありませんでした。寺の僧侶は、朝のコーヒーを飲んでいる最中に赤ちゃんの泣き声を聞き、最初は見つけられなかったものの、再び聞こえた泣き声を頼りに探し、トイレで放置された女児を発見しました。

現場に駆けつけた住民たちは、赤ちゃんを捨てるという両親の行為に強く非難の声を上げ、その中の一人は、「自分には子どもがいないため、この赤ちゃんを引き取りたい」と話しました。住民たちは、「運良く野生動物に襲われることはなかったが、このような行為は許されるべきではない」と口々に語り、寺に赤ちゃんを放置した両親に対する批判が高まりました。

現在、警察が現場を調べ、証拠を収集。両親の行方を追っています。