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タイ国内での外国人によるコンドミニアム購入が活発化しており、特に中国人がその中心となっていることが明らかになりました。タイ政府住宅銀行(GH Bank)の監査官であり、不動産情報センター(REIC)の代理所長を務めるWichai Wiratkaphan氏によると、2024年上半期には中国人が2,872件、総額約132億バーツ相当のユニットを購入し、外国人購入者全体の39.5%を占めました。各報道が伝えています。
コンドミニアムの購入件数はトップの中国人に続いて、ミャンマー人が638件(約32億バーツ相当)で2位となり、ロシア人が567件(約18億バーツ相当)、台湾人が326件(約15.9億バーツ相当)、そしてアメリカ人が292件(約15.8億バーツ相当)と続いています。
外国人が購入するユニットの平均サイズは44.7平方メートルで、1ユニットあたりの平均価格は約450万バーツです。特にインド人はより大きなユニットを好み、平均71.3平方メートルで、価格は約600万バーツに達します。
地域別では、バンコク、プーケット、チェンマイ、サムットプラカーンが外国人購入者に人気のあるエリアとして挙げられ、特にパタヤのあるチョンブリ県では2,792件(全体の38.4%)が外国人に販売されました。バンコクでは2,651件(36.4%)が販売されています。
REICの調査によると、外国人による不動産購入は、タイ人の購買力低下に伴う不動産市場の低迷を補完し、国内市場を活性化させています。
タイ政府は、コンドミニアムの外国人所有制限を現行の49%から75%に引き上げることや、不動産のリース期間を最大99年に延長することを検討しており、さらなる外国人投資の呼び込みを図っています。
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