チェンライ大洪水への支援で「ホワイトテンプル」が駐車場を無料開放

ワット・ロンクン（ホワイト・テンプル）

タイ北部チェンライにある有名なホワイトテンプル（ワット・ロンクン）の創設者であるチャルーンチャイ・コーシピパット氏が、洪水の被害者を支援するため、広大な寺院の駐車場を無料で提供することを発表しました。

北部タイが深刻な洪水に見舞われる中、チャルーンチャイ氏はSNSでのライブ配信を通じて、ホワイトテンプルの駐車場を洪水で影響を受けた住民が安全に車を保管できる場所として開放することを告知しました。この駐車場は数百台の車を収容でき、警備員も常駐して車両の安全を確保するとのことです。

「私の駐車場は広大です。寺院は市街地から少し離れていますが、ここに車を停めるのは安全です。車は私がしっかりと管理します」とチャルーンチャイ氏は語り、心からの支援を表明しました。

ホワイトテンプルを設計し、創設した国民的芸術家であるチャルームチャイ氏は、チェンライの住民に対して「状況は非常に深刻ですが、一緒に頑張りましょう」と励ましのメッセージを送りました。

1997年以来、ホワイトテンプルは、その独特の白い建築と文化的意義で主要な観光名所となっています。今回の取り組みは、チャルームチャイ氏の地域社会への揺るぎない貢献を示しており、彼の芸術的遺産と真の人道的支援が融合したものと言えます。