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2024年9月10日夜、タイ北部チェンライ県メーサイ郡での豪雨により発生した洪水で、複数の機関が連携し、住民救助を進めています。洪水は山間部からの濁流が市内に流れ込み、住民は2階や屋根に避難を余儀なくされました。電力供給も一部地域で停止されており、郡内はほぼ全域が暗闇に包まれました。
夜の早い時間帯から、災害対策機関が照明を設置しながら、住民の救助活動が続けられています。第37軍事基地やチェンライ県の災害対策職員、救助隊がゴムボートや平底船を使って、屋根や2階に取り残された住民を救出しています。
特に22時30分頃には、洪水の水流が非常に速く、一部地域では船による救助が困難で、徒歩やロープを使って救助活動が行われました。
23時14分には、タイ軍司令部第3開発部隊が兵士60名、車両20台、ボート6隻などを派遣し、メーサイ郡ウィエンパーンカム地域で被災者の救助にあたっています。
さらに、11日0時12分頃には、メーサイ郡と近隣のミャンマー側のタチレクが激しい雨と停電に見舞われ、街全体が暗闇に包まれました。
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