偽日本旅行ツアー詐欺で2000万バーツ被害、容疑者は国外逃亡

タイ警察は、偽の旅行会社および海外での雇用斡旋を行っていたとされる2人の容疑者を捜索しています。2024年9月10日、10人の被害者がタイ警察の犯罪抑制部に訴えを提出し、被害総額は2000万バーツを超えると主張しています。

被害者の総数は150人以上に上り、数万から数百万バーツにわたる金銭的被害を受けた人もいるとのことです。ある被害者は、2023年にFacebookページを通じて6万バーツの日本旅行を購入しました。ページは信頼性が高く見え、顧客からのコメントも活発に投稿されていたといいます。しかし、出発の3日前に主催者と連絡が取れなくなり、その後、会社は言い訳をしながら返金交渉を続けましたが、Facebookページは閉鎖されて他の連絡手段もすべて閉じられました。

この詐欺事件の容疑者は、キノコ農場への投資詐欺や、イギリスでの仕事斡旋、日本への旅行詐欺など、複数の手口で人々を騙していたとされています。

なお、容疑者2人はすでにタイ国外に逃亡したと報告されています。