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香港のキャセイパシフィック航空は2024年9月3日(火)、エアバスA350型機のエンジンに不具合が見つかったことを受けて、9月5日(木)まで全機点検のため運行停止すると明らかにしました。
一方でタイ国際航空(THAI)は9月4日、エアバスA350型機の運航を継続していることを確認しました。
キャセイパシフィックの決定は、9月2日(月)にCX383便が香港からチューリッヒへのフライト中、わずか75分の飛行後に右側のエンジンの問題でキャンセルされたことを受けてのものでした。
検査の結果、同社のA350型機48機のうち15機が部品交換を必要としており、これまでに3機が修理されたとのことです。
タイ国際航空チャイ・イームシリCEOは、同社が保有する23機のエアバスA350について運航停止を命じていないと明かし、航空会社の整備部門が安全基準に基づいて定期的にすべての航空機を検査していることを確認し、「現在、当社の航空機のエンジンには異常はありません」と述べました。
チャイCEOは、整備部門が航空機に異常が見つかった場合は報告を行うと断言。また、キャセイパシフィックの航空機で発生した問題の原因はまだ明らかではないが、この問題を注意深く監視すると誓いました。
「タイ国際航空は、エアバスA350型機の運航は通常通り継続しており、安全基準に基づいて定期的に機体の状態を点検し続けることを確認したい」とのことです。
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