タイを出国したダイヤモンド窃盗犯、次の犯行のためタイに戻って逮捕

タイ警察は2024年9月5日、タイに再入国し再び窃盗を企てていたフィリピン人の男（49歳）をスワンナプーム国際空港で逮捕しました。容疑者は、今年3月にバンコク・パトゥムワン地区のショッピングモールでダイヤモンドネックレス（9.40カラット、重さ20グラム、価値25万バーツ以上）を盗み、その日のうちに国外に逃亡していたとされています。

警察は事件発生後、防犯カメラの映像などをもとに捜査を進め、犯行直後に容疑者が国外へ逃亡したことを確認。その後、容疑者が再びタイに入国し、新たな犯行を計画していたことを突き止めました。

9月5日早朝、再入国した容疑者を空港で発見し、警察はすぐに身柄を確保。取り調べに対し、容疑者は防犯カメラに映っている人物が自分であることを認めています。

警察は、プロファイルが完璧で身なりの良い犯罪者が、隙を見て窃盗を行うケースが増えていることから、特に宝石店や貴金属店に対し、高度な監視カメラの設置や顧客の身分証明書の確認を徹底するよう注意を呼びかけています。