タイでインフルエンサー競争激化！900万人超のコンテンツクリエーターが活動

インフルエンサーとは、SNSで多くのフォロワーを持ち、人気のブログを運営するなど、その影響力を通じて特定の商品やサービス、意見などを広める人物を指します。彼らは、フォロワーとの信頼関係を築き、その影響力で消費行動や意識に影響を与えることができるため、企業はインフルエンサーを通じてマーケティングを行うことも多いです。

Tellscoreは、The Mall Groupと協力して、The Future is Yours!というコンセプトの下で「The Mall Lifestore Presents Thai Influencer Awards 2024 by Tellscore」を開催し、タイのインフルエンサー業界の国際標準の構築を目指します。タイラットマネーが2024年9月3日に伝えています。

Linktreeの統計によれば2024年現在、タイには約9百万人のコンテンツクリエーターが存在しており、それはタイの総人口の約12.86％に相当します。これには小規模から大規模、フルタイムからパートタイムも含まれています。なお世界全体では、約2億人がコンテンツクリエーターであり、これは世界人口の約3％に相当します。

 タイのコンテンツクリエーターマーケットは、年間25～30％の成長率（前年比）を維持し、これが3年連続で続いており、タイのクリエイター コンテンツ市場の総額は450億バーツになっています。タイでは現在、フルタイムのクリエーターが200万人存在するとのこと。

コンテンツクリエーターの急増は、企業のインフルエンサーマーケティングとコンテンツクリエーターへの依存度が高まっていることが要因と考えられます。

インフルエンサーが増加するタイでは、クリエーター コンテンツ市場の競争が激化。以前と同じ数の視聴者がコンテンツを閲覧している一方、新しいコンテンツクリエイターが絶えず出現しているそうで、生き残るのも容易ではないようです。