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蘇木入りコーヒーでタイ人女性死亡か

2024年09月04日
カテゴリー: タイランドニュース

タイ東北部シーサケット県で、蘇木(ソボク)を混ぜたコーヒーを飲んだ夫婦が突然発作を起こし、妻が死亡、夫が重体となる事件が発生しました。医師は彼らの体内から有毒物質を確認しており、現在、原因を調査中です。各報道が伝えています。



49歳のナリーさんは9月1日(日)に死亡し、夫のモンコンさん(44歳)は現在も病院で治療を受けています。事件は、夫婦が普段から蘇木を使ったコーヒーを飲んでいたことが原因と考えられています。

蘇木は、マメ科スオウの心材を乾燥したもので漢方薬にも用いられます。 通経、止血 、鎮痛などの作用があるのだとか。

息子のワラウィットさん(21歳)によれば、最初に体調を崩したのは父親のモンコンさんで、母親のナリーさんと一緒に彼を介抱していたところ、母親も同様の症状を示し意識を失いました。母親には救命措置が施されましたが命を救うことはできませんでした。

ワラウィットさんは、両親が定期的に蘇木を沸騰したお湯に入れてコーヒーとして飲んでいたと話しており、蘇木は近隣の市場にあるハーブ店から購入していたとされています。地域では蘇木が健康に良いとされ、一部の人々は癌に効くとも信じていました。

シーサケット病院の医師は、夫婦の体内に毒性物質を発見したものの、具体的な有毒物質はまだ特定されていません。特にナリーさんの体内の毒性物質の濃度が高かったとのことです。

一方で、ナリーさんの50歳の姉、ソムブーンさんも同じ蘇木を摂取していますが、彼女にはこれまで何の異常も起こっていません。彼女は妹の突然の死因を解明したいと強く願っています。

モンコンさんは意識を回復した後、「これまで同じ飲み物を長年飲んでいたが、今回のような症状は初めてだ」と述べ、夫婦には敵対する人物もおらず、誰かに毒を盛られた可能性は低いと考えています。

 

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