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2024年9月3日午後1時ごろ、タイ南部プーケットのカロンビーチ近くで外国人男性の遺体が発見されました。通報を受け、カロン警察署の警察官とプーケット・ルアムジャイ救助財団のボランティアが現場に駆けつけました。遺体はカロンビーチ前のナーガ像近くの水たまりで発見され、地元住民や観光客が集まる中、警察は現場を封鎖し、捜査を開始しました。各報道が伝えています。
遺体はシャツを着ていない男性で、そばには黒い書類バッグが落ちていました。バッグの中には、27歳のロシア国籍の男性 O氏のパスポートが入っており、また、同国籍の女性のパスポートやその他のカード類も見つかりました。
法医学専門家による初期調査では、遺体には目の周りや左耳付近、両腕に打撲や切り傷があり、特に切り傷は骨に達していたとのことです。また、顎下や口内、眼窩、喉仏にも硬い物体によると思われる打撲痕が確認されました。死因は両側の主要な血管の損傷によるものと推定され、死亡から約8時間が経過していたと考えられています。
当局は、傷の状況から自殺の可能性を否定し、他殺の疑いがあると見ています。現在、捜査チームは周辺の防犯カメラ映像を解析し、他の警察署と連携して行方不明者の届出がないか確認を進めています。死因が特定された後、ロシア大使館へ報告する予定です。
近くのマッサージ店で働くタイ人女性によると、誰かが「死体がある」と叫んでいるのを聞いて現場に駆けつけ、遺体を発見したためすぐに当局に通報したといいます。彼女は、以前この男性を見たことはなく、このエリアは通常昼間は観光客で賑わっていると語りました。
現在、遺体はワチラプーケット病院に運ばれ、解剖が行われる予定です。
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