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タイ外務省広報局によると2024年8月30日午前10時35分(スペイン時間、タイより5時間遅れ)、スティダー王妃陛下はスペイン・マヨルカ島のPuerto Portals港に向かい、Vayuチームのメンバーと写真撮影を行い、「Puerto Portals 52 Super Series Sailing Week TP 52 Super Series 2024」において、レース5と6のポイントを争う第3日の競技に参加されました。
競技開始前、スティダー王妃陛下はVayuチームのメンバーとともに桟橋で写真撮影を行い、競技が無事かつ安全に進行するよう激励しました。この撮影にはTP 52 Super Series Sailing Week TP 52 Super Series 2024のスタッフも参加して記録しました。
14時00分、スティダー王妃陛下はVayuチームとともにボート番号27の船でスタートし、他の12チームとともにレース5とレース6のポイントを争う第3日の競技に臨みました。これまでの4レースで、Vayuチームは13チーム中9位に位置していました。
この競技において、スティダー王妃陛下はStrategistとして、風向を計算しながら船を目的地に最速で導くための戦略を立てるだけでなく、全メンバーの精神的支柱としても重要な役割を果たされました。また、スティダー王妃陛下は帆の上げ下げや舵取りなど、船上でのあらゆる作業をメンバーと一緒に行いました。
メンバー全員の努力と団結の結果、Vayuチームは地中海の強風と荒天の中でも良好な成績を収め、レース5で5位に入賞し、これまでの5レースの結果、13チーム中9位から7位に順位を上げました。
この日の競技はシリーズの中盤に差し掛かり、各チームが風向の優位を奪い合いながら激しい戦いを繰り広げました。各船は1メートル以内の距離で接近しながら競い合い、競技が公正に行われ、衝突事故が発生しないよう、審判団と審判員が競技を厳しく監視しました。TP 52はGrand Prixレベルの高性能レーシングヨットであり、高速で帆走するため、競技者全員が安全に最大限の注意を払う必要があります。
しかし、荒天と高波のため、審判団はレース6のポイントを集計し、競技を翌日に延期することを決定しました。
「Puerto Portals 52 Super Series Sailing Week TP 52 Super Series 2024」は8月28日から9月1日まで行われ、毎日2レースが予定されていますが、荒天の場合は1レースのみ実施されます。その場合、天候が許す日に追加のレースを行い、5日間で合計10レースを完了させます。全10レースの結果を合計し、シリーズ第4戦の優勝チームが決定されます。競技の様子はYouTubeのTP 52 Super Series 2024チャンネルでライブ視聴が可能です。
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