タイ政府、国家公務員と軍人の所得水準を引き上げ

タイ政府は、現在の経済状況と生活費の上昇に対応するため、公務員、常勤および臨時の職員、そして兵役中の軍人の所得水準を引き上げるための新たな措置を実施しました。この政策は、セター・タビシン元首相によって最初に導入され、現在はペートンタン・シナワット首相の下で継続されています。2024年8月29日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

プームタム・ウェーチャヤチャイ暫定副首相は、財務省が新たな規則を発行し、最近、王室官報に掲載されたことを発表しました。この規則は2024年5月1日から施行され、一時的な生活費手当の対象となる月給の上限が13,285バーツから14,600バーツに引き上げられます。さらに、この手当と組み合わせた場合の最低月給は10,000バーツから11,000バーツに増加します。

プームタム暫定副首相は、さまざまなセクターで働く労働者の収入と生活の質を向上させるという政府の継続的な取り組みを強調しました。彼は、この取り組みがセター政権から引き継がれた政策の継続であり、ペートンタン首相のリーダーシップの下で引き続き最優先事項であることを強調しました。

■Government to Raise Income Levels for State Officials and Military Personnel｜NNT