パタヤで韓国の麻薬ギャング副リーダー逮捕、オーバーステイ1年近く

タイの入国管理局は2024年8月27日、韓国の麻薬ギャングの副リーダーである40歳の韓国人男（仮名：ジン）を、チョンブリ県パタヤで逮捕したと発表しました。ジン容疑者は韓国での逮捕状を逃れてタイに潜伏しており、約1年間オーバーステイしていたことが判明しました。

当局は麻薬取締委員会からの情報提供に基づき、ジン容疑者がパタヤ市内で麻薬に関与している疑っていました。捜査の結果、ジン容疑者はタイ国内で麻薬を調達し、韓国へ密輸する役割を担っていたことが判明。ジン容疑者は女性を利用して麻薬を身体に隠して運ばせる手法を用い、少なくとも4回にわたる密輸に関与していたとされています。

韓国税関は、これらの密輸活動に関連して、ケタミンやアイス（覚醒剤）を押収し、複数の容疑者を逮捕しました。今後、チョンブリ県入国管理局は麻薬取締委員会と協力し、さらなる捜査を進める予定です。

この麻薬が韓国で販売された場合、アイスは1キログラムあたり約1300万バーツ、ケタミンは約520万バーツの価値があると見積もられています。