タイ運輸省、20バーツの均一料金導入を目指してインフラ基金設立を検討

タイ運輸省は、民間企業から大量高速交通プロジェクトを買い戻すためのインフラ基金の創設を模索しており、1回の乗車につき20バーツの均一料金を導入することを目指しています。2024年8月25日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

タイ運輸省はタイ財務省と協力して、この基金を設立する予定であり、この基金は運賃の差額を補償する既存の「共同チケット推進基金」とは別のものになります。公共の利益を最大化するために、この計画には、エクスプレスボートや公共バスなどの輸送モードのより広範な統合が含まれる可能性があります。

この運賃提案に加えて、タイ運輸省は、ラチャダーピセーク、サイアム、スクンビットなど、公共交通機関が利用可能な中心部で渋滞料金を導入する可能性を検討しています。このアプローチは、ロンドンやシンガポールなどの都市のシステムを模倣しており、バンコクの最も混雑した地区での交通を管理するのに役立つ可能性があります。

また、タイ運輸省は、現在タイ空港局が管理している29の空港を今後10年以内にタイ空港公社（AOT）に移管する計画です。このプロジェクトの第1段階には、クラビ、ウドンタニ、ブリラムの空港が含まれています。