プーケットで土砂崩れ～10名が死亡、1名が行方不明、19名が負傷、209世帯が被害

©プーケット県

2024年8月23日午前1時からの大雨により、タイ南部プーケット県ムアン郡で洪水と土砂崩れが発生した。山の近くにある住宅地が被害を受けました。プーケット県の報告によると、これまでにロシア人2名を含む10名が死亡し、1名が行方不明、19名が負傷、209世帯が被害を受けました。

 プーケット県副知事は、3つの地区、9つの村で発生した洪水と土砂崩れの被害者に対する支援の進捗状況を以下のように報告しました。

チャロン地区の3つの村（村8、9、10）では、40世帯、123人が被害を受けました。
ラワイ地区の2つの村（村1、2）では、55世帯、174人が被害を受けました。
カロン地区の4つの村（村1、2、3、4）では、114世帯、382人が被害を受けました。
この災害により、女性6名と男性4名が死亡しました、女性1名が行方不明となっています。また、19名が負傷しています。

今後の見通しとして、プーケット県防災救助センターは状況を監視しており、多くの地域で洪水の水位が低下し、低地のみに水が残っていることを確認しています。さらなる降雨がなければ、状況は通常に戻ると予想されます。また、土砂崩れによって住民の家屋が被害を受けた地域では、現在、捜索活動と状況の監視が続けられています。状況が通常に戻るまで、引き続き警戒が続けられる予定です。