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タイ農業・農協組合銀行(The Bank for Agriculture and Agricultural Cooperatives:BAAC)は、電力会社職員を装った詐欺師による詐欺行為に対し、顧客および一般市民に警戒を促しています。タイ国営メディアNNTが2024年8月23日に伝えています。
これらの詐欺師は、被害者のスマートフォンに悪意のあるソフトウェアやアプリをインストールさせ、結果として銀行口座から不正な引き出しが行われます。タイ農業・農協組合銀行には、6月以降、このような事件に関する70件以上の報告が寄せられています。
タイ農業・農協組合銀行の広報担当者は、同銀行が技術犯罪との戦いに尽力していることを強調しました。詐欺師は、被害者に対して電力メーターの保証金の返金対象になっていると主張します。
被害者が納得すると、詐欺師はLINEを通じて連絡先を追加するよう依頼し、「PEA Smart Plus」という偽のアプリをインストールさせます。この偽アプリは、正規のタイ農業・農協組合銀行モバイルアプリを模倣しています。被害者が自分の情報を入力すると、スマートフォンがロックされ、銀行口座から資金が盗まれます。
タイ農業・農協組合銀行は、特に「PEA」という名前のLINEの連絡先を追加するよう求められた場合に注意するよう顧客に助言しています。この「PEA」は、正規の地方電力局のLINEアカウントではありません。偽のアプリは通常、Google Playストアを通じてダウンロードされます。
疑わしい場合は、タイ農業・農協組合銀行に直接連絡するか、24時間体制で対応するホットライン02-555-0555、内線111に電話するよう呼びかけています。
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