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バンコク都がエムポックスの注意喚起「見知らぬ人や複数のパートナーとの性行為は控えて」

2024年8月22日 配信

バンコク都は、タイで初めて エムポックス(サル痘)重症クレードIb株の感染疑いが確認されたことを受けて、性行為について注意喚起を発しています。



バンコク都は公式Facebookページで、以下のように注意喚起をしています。

エムポックス(サル痘)のリスク行動をやめましょう。見知らぬ人や複数のパートナーとの性行為を避けてください。
エムポックス(サル痘)は患者との密接な接触によって感染します。
性行為の際にコンドームを使用しても、エムポックス(サル痘)は防げません。
なぜなら、密接な接触や肌と肌の接触で感染する可能性があるからです。

エムポックス(サル痘)重症クレードIb株の感染疑いがあるのは、コンゴからの渡航者。直行便ではなく乗り継ぎ便でタイに到着しました。患者は8月14日午後6時にタイに到着し、すぐに宿泊先へ向かったため、他の人との接触はほとんどありませんでした。その後、8月15日の朝に水疱などの症状が出始めたため、すぐに病院に行ったとのこと。
医師はエムポックス(サル痘)感染を疑ったため、まずクレードIIbの検査を行いましたが、結果は陰性。次にクレードIbの検査を行いましたが、結果は決定的ではありませんでした。現在、詳細な検査の結果を待っているところで、この検査結果は8月23日までに得られるはずとのこと。

 患者が旅行中に遭遇した43人には通知が送られ、21日間の隔離を必要とせずに公衆衛生当局による観察を受けています。いずれも症状は出ていません。

 

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