警察官がホアヒンのパブで警察官を射殺

プラチュワップキーリーカン県ホアヒンの人気パブで2024年8月18日早朝、警察官（少佐）が射殺されるという事件が発生しました。発砲したのは、警察本部長でしした。少佐が死亡した他、2名が負傷しました。

現場となったのはソイ・ホアヒン80にある賑やかなパブ。口論が激しくなっているとの通報を受け、警察官らは、割れた瓶や大量の血痕が散乱する混乱した現場に到着しました。

目撃者の証言によると、大音量の音楽と酒を楽しむ50人以上の客でパブが溢れかえる中、トラブルが発生。後に警察本部長と判明した人物と少佐との口論は急速にエスカレートし、怒りに駆られた警察本部長は銃を抜き、少佐に向かって発砲しました。その流れ弾が2人の傍観者に命中し、客たちはパニックになって逃げ出したとのことです。

警察本部長は同日朝に出頭し、使用した銃を提示。彼は故意の殺人と違法銃器所持の罪に問われており、容疑を否認しているにもかかわらず、さらなる捜査と裁判手続きを待たずに保釈が却下されました。

当局は、地元の有力者が経営する事件のあったパブが営業許可証を持たず、法定営業時間を大幅に過ぎて営業し、警備が甘く銃器の持ち込みを許可していたと指摘。警察はパブのオーナーに対する法的措置を追求し、事件後に改ざんされたと思われるCCTVの映像を精査しています。

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