タイ人は塩分摂りすぎ、1日のナトリウム摂取量は平均3,636mg

タイ保健省疾病管理局は、今年にすでに2,205万人のタイ人が過剰なナトリウム摂取に関連する病気にかかっていると報告しています。その中には、高血圧の人が1,320万人、腎臓病の人が760万人、虚血性心疾患の人が75万人、脳血管疾患の人が50万人含まれています。2024年8月17日に各報道が伝えています。

2023年のタイにおける塩化ナトリウム消費に関する調査によると、タイ人の1日のナトリウム摂取量は平均3,636mgであり、世界保健機関（WHO）が推奨する1日あたり2,000mgを大幅に上回っています。
過剰なナトリウム摂取は、高血圧や腎不全の主要な原因となっています。

世界保健機関は、タイ料理の塩分が増加しているため、腎不全の発症が従来の50～60歳の年齢層に加え、25～40歳の人々にも見られるようになっていることを指摘しています。