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パタヤの部屋でラオス人女性の首切り遺体発見、中国人彼氏を厳しく取り調べ

2024年8月11日 配信

bangkok

タイ東部パタヤのノンプルー警察署は2024年8月8日午後6時、チョンブリ県バンラムン郡ノンプルーにあるコンドミニアム内の部屋のバスルームで、女性の遺体が発見されたとの通報を受けました。



 現場は複数の建物がある7階建てのコンドミニアムのB2棟5階の819/74号室。遺体は28歳のラオス人女性で、バスルームの中の血の海で仰向けに倒れていました。遺体は黒い丸首のシャツと赤茶色のショートパンツを着ており、首には鋭利な物で切られたような大きな裂傷があり、気管が断たれていました。死亡推定時刻は約12時間前。大きな包丁が1本あり、洗面台には約15cmの鋭い果物ナイフが置かれていたとのことです。また、バスルームの前には血にまみれた足跡が残されていました。

死亡した女性の友人は、同日午後2時頃に被害者の姉から「妹の様子を見に行って欲しい」との電話を受けたと証言。彼女は部屋に到着しましたがドアが内側からロックされており、死亡した恋人の中国人男性(42歳)も中に入れなかったとのこと。中国人男性は「彼女に部屋から追い出され、それ以来部屋に入れなくなった」と証言。異変を感じた友人は、コンドミニアムの管理人に知らせ、鍵屋を雇ってドアを開け、恋人が中に入って遺体を確認しました。警察への通報が行われたその後、恋人の中国人男性は姿を消しましたが、電話での連絡は可能で「ビザが切れているため、現場に居るのが怖い」と説明したとのことです。

その後、警察は恋人の中国人男性を見つけ出し、事情聴取を行いました。彼は3年間女性と交際しており、事件の前夜7時頃に彼が部屋で寝ていると、恋人が酔ったような様子で部屋に戻り「霊が私を殺しに来ている」と騒ぎ出し、彼を部屋から追い出したといいます。その後、ドアを叩いても開かず、中国人男性は友人の家で夜を過ごしたのだとか。 

 ノーンプルー警察署長は、現場の証拠を詳細に収集するよう指示し、ラオス人女性が他殺されたのか、自殺したのかはまだ判断できないと述べました。警察は捜査を進め、防犯カメラの映像を確認し、中国人の恋人男性をさらに詳細に取り調べる予定です。初期の捜査で彼はオーバーステイ4年であることが判明し、警察は彼を拘束してさらに事情を聞く予定です。

 

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