閉鎖中の洞窟に外国人旅行者を案内したツアー会社に法的措置、ガイドが流されて死亡

スラタニ県ジェッサダー・ジッタラット（เจษฎา จิตรัตน์）知事は、2024年8月6日にカオソック国立公園内の閉鎖されたナムタル洞窟に観光客グループを案内し、37歳のガイドが亡くなるという悲劇的な事故を引き起こしたツアー会社に対して法的措置を取るよう指示しました。タイ国営メディアNNTが2024年8月7日に伝えています。

■タイ南部ナムタル洞窟、ガイドが流されて行方不明

この事故は、2人のガイドと22人の外国人観光客が洞窟を出る際に発生しました。この洞窟はラチャプラパーダム貯水池地域に位置しています。

ナムタル洞窟は、自然資源の保護と公共の安全を確保するために、6月1日から11月30日までの季節的な閉鎖の一環として公式に閉鎖されていました。公園当局によれば、ツアー会社はこの閉鎖命令に違反して洞窟に立ち入ったとされています。この洞窟はトレッキング専用に指定されています。

知事によると、今後このような事故を防ぐために公園の閉鎖をより厳格に実施し、安全プロトコルの遵守を確保し、自然資源を保護するための即時措置が取られる予定です。

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