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【2024年パリオリンピック】8月6日、パリオリンピックのボクシング女子ウェルター級(66kg)準決勝で、タイ代表のチャンチェーム・スワンナーペン選手がアルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手に0-5で敗れました。チャンチェーム・スワンナーペン選手は銅メダルを獲得し、タイに2つ目のメダルをもたらしました。
チャンチェーム・スワンナーペン選手は、タイ東北部のノンカーイ生まれの23歳。家族がムエタイジムを経営していたことから、 12歳でムエタイを始め、高校ではボクシングクラブにも所属。現在は、タイ王国空軍に所属しています。
今回チャンチェーム・スワンナーペン選手と対戦したイマネ・ケリフ選手は、男性を意味するXY染色体を持っていて、国際ボクシング協会(IBA)は昨年の世界選手権では失格処分となりましたが、IOCは「染色体だけで性別を決めることはできない」としてパリオリンピックの出場を認めました。「男性の遺伝的特徴を持つ選手が女子種目に参加すべきではない」との意見も少なくなく、話題になっています。
そんなイマネ・ケリフ選手を相手に戦ったチャンチェーム・スワンナーペン選手。惜しくも敗れましたが、銅メダル獲得となりました。
チャンチェーム・スワンナーペン
Janjaem Suwannapheng จันทร์แจ่ม สุวรรณเพ็ง
2000年9月25日ノンカイ生まれ(23歳)
170 cm(5フィート7インチ)
https://www.facebook.com/profile.php?id=61563601182634
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