ビール瓶の中身は水！おばちゃん店主が詐欺被害

タイ東北部コンケーン県の食料品店の店主の女性が、500バーツで購入したビールの中身が、普通の水だったという詐欺に遭いました。店主の女性は注意喚起のためのビデオメッセージを公開しました。

 被害に遭ったのは、コンケーン県ムアン郡の商店の女性店主のスパンさん（64歳）で、スパンさんが店の外に座っていると、バイクに乗った男が寄ってきて、ビールのケースを市場価格よりも大幅に安い500バーツで売ると持ちかけたのだとか。

 スパンさんは、近くでビールを積んだトラックの事故のニュースが発生したとのニュースを見ていたことから、そのビールが事故から発生したもので割引価格で売られているのだと思い、購入を決断したとのこと。

 その後にスパンさんは、帰ってきた息子とともに中身を確認。ビール瓶に不審な点があることに気付き、ボトルを開けてみると、中はビールでなく普通の水で満たされていました。購入した12本は全てが水だったとのことです。

 スパンさんは、詐欺の被害に遭ったとして警察に被害を報告する予定ですが、「その男性に恨みはありません。彼が改心して、他の誰にも同じことをしないようにしてほしいだけです。」と話しています