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タイの口紅の麻薬犯、草むらの警察官に放尿

2024年8月3日 配信

タイ中部スパンブリ県で2024年8月1日、麻薬取り締まり中の警察官が、犯人に尿をかけられるという被害に遭いました。その後犯人は逮捕され、ヤーバー(覚醒剤の錠剤)1000錠が押収されました。各報道が伝えています。



スパンブリの地元住民は、国道33号線沿いで頻繁に薬物の輸送が行われていると警察に通報。捜査の結果、8月1日の早朝に薬物が配達される計画があることが判明。そこで警察は待ち伏せ作戦を実行しました。

午前2時20分頃、登録番号「กม 6767」の白いBMWセダンが路肩に停車。タイ人の男2人が車から降り、そのうちの1人が警察官が隠れていた草むらで放尿を始めました。警察官は放尿された直後に姿を現し、その男を拘束。他の警官はBMWの近くで2人目の男を拘束しました。

車内を捜索した結果、収納コンパートメントから.38口径の銃と弾薬が発見され、車の下から1000錠のヤーバが入ったプラスチック袋が発見されました。

逮捕されたのは39歳のタイ人男で、愛称は「アン・パークデーン(อั๋น ปากแดง)」。パークデーンとは赤い口という意味で、麻薬使用によって唇が黒ずみ、口紅を使うようになったことから、この愛称がつけられたのだとか。

拘束されたもう1人は、何も知らずに運転を請け負っただけと主張。逮捕された男から運転を頼まれ、買ったばかりのBMWの運転をしたかったことから引き受けたとのこと。薬物検査でも陰性で、麻薬には関与してないとして釈放されました。

 

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