バンコクのワットアルン、チェンマイのイーペン祭が「世界夜景遺産」に指定

タイの文化的象徴であるバンコクのワット・アルン（暁の寺）とチェンマイのイーペン祭が、「世界夜景遺産」に指定されました。この名誉ある認定は、タイの歴史的、文化的魅力を強調するためにバンコクで開催された「夜景サミット2024 in タイ」で行われました。タイ国営メディアNNTが2024年7月30日に伝えています。

チャオプラヤー川沿いにあるワットアルンは、毎晩のイルミネーションで有名で、輝く磁器で飾られた寺院のメインパゴダは、夕暮れから夜明けまで美しい灯の台になります。毎年何千人もの観光客を魅了するこの宗教的ランドマークは、国際的な映画で頻繁に取り上げられ、タイの観光のシンボルとなっています。

北部チェンマイ県のイーペン祭は、魅惑的なランタンの放流が特徴です。全国で行われるロイクラトン祭と同時期に開催されるイーペン祭は、スカイランタンが夜空に浮かぶ光のスペクタクルで、魅惑的な効果を生み出します。ランナーの伝統が色濃く残るこの祭りには、文化的なパレードや、地方自治体やさまざまなコミュニティが主催する楽しいアクティビティも多数含まれています。

「世界夜景遺産」の指定は、夜の美しさで知られる国際的な観光地を宣伝する YAKEI コンベンション アンド ビジターズ ビューローによって授与されます。2024年のサミットは7年ぶりに日本国外で開催され、多くの団体の代表者が集まり、夜景観光の将来について話し合いました。

■Wat Arun, Yi Peng Named “World Night View Heritage” Sites｜NNT