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アメリカの大手企業Appleの新しい広告動画が、タイを古臭く描いているとして、タイの人々の怒りを買っています。
SNSで多数のフォロアーを有するタイ在住の英語教師デイビッド・ウィリアム氏は、TikTokアカウント@davidwilliamdwでこの広告を批判しました。彼の広告批判動画「The Underdogs: OOO (Out Of Office) | Apple at Work」が、大きく拡散されています。
@davidwilliamdw ทำไม Apple ต้องทำให้บ้านเราดูแย่ขนาดนี้? 🙄 #ข่าว #apple #thailand
♬ original sound – David William – David William
ウィリアム氏や多くのネットユーザーは、Appleのタイ描写を批判。というのも、採用された映像が、タイで撮影され、タイの食べ物、服装、公共交通機関などが登場するにもかかわらず、広告の古めかしい色調と時代遅れの外観が、タイを第三世界の国のように描いているとされるためでした。
https://www.youtube.com/watch?v=9j8tl-LAEhs&t=323s
9分57秒のAppleの広告動画は、「Underdogs」が新しいパッケージ工場を探すためにタイへ出張する様子を描いています。Mac、iPhone、iPad、Apple Vision Proを使い、最後のデザイン変更や言語の壁に取り組む様子が紹介されています。
タイのネットユーザーは、この広告のタイの描写に憤慨しています。色調の調整、衣装、小道具、車両が全て時代遅れで後進的なイメージを作り出していると批判しています。空港、バス、タクシー、蚊の問題があるエグゼクティブホテルまで、全てが古く見えるのです。
ウィリアム氏らは、Appleがタイ人を世界の目に悪く見せていると、以下のように非難しました。
「空港もホテルも、まるで50年前のように古い。Appleとそのチームに聞きたいのは、どうしたの? わざわざタイまで来たのに、こんな風には見えないよ。」
「これが50年か70年前のタイかと思った。なぜ現代性がないの? わざわざ私の国に来る必要はなかった。Googleでちょっと検索すれば、タイが現代的だとすぐにわかる。答えはYES、非常に現代的です。」
「Appleが知るべきなのは、タイ人がすでに世界的に見下されていると感じていること。外国人はすでに我々に対して差別的だ。あなたがこれに加担する必要があったのか?」
「言わせてもらうと、全く良くないです。こんな風に見下しながら私たちに物を売ろうとするなら、世界の目に私たちを悪く見せるなら、その苛立ちから、私はすぐにSamsungの折りたたみ電話を買いに行きます。」
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