大学生11名が気絶し緊急搬送、ダンスリハーサル中に倒れる

バンコク・チャトチャックにある有名大学で2024年7月25日夜、学生たちが新入生歓迎ショーのためのダンスリハーサル中に倒れ、11名が気絶し緊急搬送されました。

現場となったのはチャトチャックにある大学内の9階建ての建物の1階のガラス張りの部屋で、18〜22歳の男女の学生11名が気絶。駆けつけた救急隊が応急処置を行い、11人を近隣の病院に搬送しました。

学生たちの証言によると、新入生歓迎ショーのためのダンスリハーサルを午後5時から開始し、30〜40名が参加していましたが、午後9時30分頃になって突然学生たちが次々と気絶したとのこと。

リハーサルは上級生が常に監督しており、エアコンの効いた部屋で行われていましたが、大学側が突然エアコンを切ったため、部屋が暑くなり、酸素が不足したことなどで学生たちが気絶したと考えられます。

救急隊によると、初期症状は過呼吸で、手足のしびれや痙攣が起こることがあります。これはストレスや不安、過度のプレッシャーが原因で一時的に起こるもので、生命に危険はないものの、日常生活に支障をきたす可能性があります。

調査の結果、気絶したのは女性10名と男性1名で、パオロカセート病院に女性4名、ウィパワディ病院に女性1名、CGHパホンヨーティン病院に男性1名と女性5名が搬送されました。合計11名が病院で治療を受けています。