2024年上半期は約618,300人のタイ人が日本を訪問、前年同期比で24％増

日本政府観光局（JNTO）は、2024年1月から6月までの半年で日本を訪れるタイ人観光客が増加し、約618,300人に達したと報告しています。これは前年同期比で24％増、COVID-19感染拡大前の2019年同期間と比べると90％の増加です。この急増は、現在の円安の状況と一致しており、多くの人が旅行増加の主な理由としています。タイ国営メディアNNTが2024年7月23日に伝えています。

6月だけでも、日本に入国したタイ人観光客の数は約54,600人で、前年同月比6.3％増、2019年6月比で86.7％増加しました。タイ人観光客の間での日本の人気は、新しい航空路線と有利な為替レートによって支えられています。

タイ・エアアジアは、年内を通じて日本への旅行増加傾向が続くと予想しています。JNTOによると、2024年に日本への外国人観光客の中でタイ人は韓国、中国、台湾、アメリカ、香港に次いで6番目に多く、東南アジア諸国ではフィリピン、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシアを含む中でトップに立っています。

タイ・エアアジアのサンティスック最高経営責任者によると、航空業界は今年前半に中国を訪れるタイ人観光客の増加も観察しています。これは、3月1日に開始された新しい相互永続ビザ免除政策によるもので、この期間中に約55,000人のタイ人が同社の便で中国に飛び、前年同期比で30％増加しました。

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