バングラデシュ・ダッカの抗議デモ激化でタイ外務省が声明を発表

バングラデシュの首都ダッカで2024年7月18日夜以降、公務員採用の特別枠に反対する学生グループによる暴力的な抗議デモが発生しており、多くの死者が出ています。バングラデシュ政府は全土に夜間外出禁止令を発令し、軍隊を配備する方針を決めたとのこと。タイ外務省はこの件について、2024年7月20日に声明を発表しました。

タイ外務省の声明は以下です。

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2024年7月18日の夕方からバングラデシュのダッカで大規模な学生グループによる暴力的な抗議活動が報告されており、建物や公共財産の損害、道路と公共交通機関の封鎖、さらに抗議者と警察官の間で衝突が発生し、多くの死者と1,000人以上の負傷者が出ています。

バングラデシュ政府は、電話とインターネットのサービスを一時停止し、ダッカでのセキュリティ対策を強化すると発表しました。

タイ外務省は、在ダッカタイ王国大使館から、現在までのところタイ国民やタイの学生が影響を受けたという報告はないと通知を受けています。タイ外務省はまた、ダッカにいるタイ国民に対して、抗議活動が行われている地域への移動を避けることを警告し、この時期には不要不急の外出を控えることを検討するよう勧めています。また、タイ国民は現地当局からのニュースや警告、その他の関連指示を注意深くフォローすることを推奨します。

バングラデシュへの旅行を計画しているタイ国民は、状況が改善するまで旅行を延期することを検討してください。バングラデシュにいるタイ国民は、在ダッカタイ王国大使館（โทร. +880 17 0964 0808）に24時間いつでも連絡することができます。

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