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タイ東部パタヤで2024年7月17日、中国人男性のチェン氏(34歳)が住む高級住宅地の一軒家に数人の中国人の男たちが侵入。チェン氏は手足を結束バンドで縛られ、1000万バーツを奪われました。チェン氏は命からがら逃げましたが、同居の従妹が拉致されました。しかし従妹は既に中国に帰国していることが確認されています。各報道が伝えています。
事件が発生したのが、チョンブリ県バンラムン郡ノンプルーの住宅地にある60〜80平方ワーの広さの2階建ての一軒家。強盗発生との通報を受けた警察が現場に到着すると、中国人男性のチェン氏が警察を待っており、手首と足首には結束バンドで縛られたあとがありました。また、家の内部は1階と2階が荒らされており、結束バンドがキッチンの床に散らばっていました。
チエン氏によると、チェン氏は約1年前にタイに移住し、家族を築き、ビジネスを始めることを計画していました。そんな中で事件が発生したのが、7月17日午後9時頃。中国人の男2〜3人が家に侵入し、チエン氏がゲームをしていたところ、1人が銃を突きつけ、寝室に連れて行きました。そして結束バンドで手足を縛り、口を布で塞ぎ、テープを頭に巻きつけ、1,000万バーツを口座に振り込むようチェン氏を脅迫。従わなければ、同居していた33歳の従妹を殺すと脅しました。
1時間が過ぎた頃、中国人の男たちはチェン氏に対して再び3,000万バーツの振込を強要しましたが、チエン氏は拒否し、隙を見て結束バンドを緩め、家から逃げ出しました。従妹を家に残したまま近くに隠れ、男たちが従妹を連れ去るのを見た後、信頼できる人に連絡し、午前0時頃に警察に通報しました。
警察の初期調査では、ノートパソコン、携帯電話1台、iPadが盗まれたことが判明し、チエン氏は従妹の安全を心配して警察に捜査を依頼した。
警察による調べで、拉致されたチェン氏の従妹が、7月18日午前1時頃にタイを出国していたことが判明。さらなる捜査が行われています。
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