バンコクで誘拐か、行方不明の中国人女性のものと見られる遺体発見

タイ警察は2024年7月13日、チャチューンサオ県ムアン郡バーンプラの住宅地近くの空き地で、黒いビニール袋に入った腐敗した人間の遺体を発見しました。遺体は行方不明になっている中国人女性のものであると考えられており、バンコクの警察総合病院に送られて、解剖とDNA検査が行われる予定です。各報道が伝えています。

行方が分からなくなっているのはタイ旅行中のYan Ruiminさん。2024年7月1日午後5時頃にバンコク・スクンビット通りソイ10の防犯カメラに映っているのが最後の姿で、中国人男性と一緒に車に乗り込む様子が映っていました。警察は、この男性がYan Ruiminさんを連れ去ったと見ています。

その後、Yan Ruiminさんの友人が、中国人の男から警察に知らせないようにとの指示と、100万元（約500万バーツ）を要求する電話を受け、警察に通報しました。

 警察がレンタカー会社に確認したところ、Qingyan Maという名の中国人男性が6月30日に車をレンタルし、7月3日に返却したことがわかりました。また、その中国人男性は同日にバンコクを出発し、香港に向かったとしています。

車のGPSシステムを調べた結果、レンタカーはチャチューンサオ県ムアン郡の魚養殖場に向かっていたことが判明し、警察はQingyan Maという名の中国人男性がこのYan Ruiminさんの失踪、死亡に関与していると考えています。

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