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シナウスイロイルカ、タイ南部アーントーン諸島海洋国立公園に出現

2024年7月13日 配信

アーントーン諸島海洋国立公園のウアタラップ島付近で2024年6月末、シナウスイロイルカ(โลมาหลังโหนก  学名:Sousa chinensis)6頭が目撃されました。



タイ国立公園・野生動物・植物保全局によると、6月26日から30日にかけてアーントーン諸島海洋国立公園と周辺地域の150平方キロメートルのエリアで、line intersect法を用いた希少な海洋生物の船上調査を実施しました。

調査の中で、6匹のシナウスイロイルカを確認。そのうちの1組は母子ペアでした。

シナウスイロイルカは、生まれときは全身がクロか濃いグレーですが、年を重ねるにつれて色が明るくなりピンク色になります。このピンク色は色素細胞からではなく、血管の色から来ており、体温が上がりすぎないように保護する役割を果たしています。

シナウスイロイルカは絶滅危惧種(NT)として保護されており、2019年の野生動物保護法の下で保護対象となっています。 

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