不法滞在の日本人男(30歳)をバンコクで逮捕、タイ人の元彼女を脅迫も

©タイ入国管理局

タイ入国管理局は2024年7月10日、日本の犯罪組織に属し、ビザの滞在期限を超えてタイに滞在していたイチロー容疑者（仮名30歳 日本の報道では藤原宇浩容疑者）をバンコクのチャルンクルン87通りにあるPTTガソリンスタンド前で逮捕したと発表しました。容疑者は、元彼女のタイ人女性を殺すと脅迫しており、東京で誘拐事件に関与したことも判明しました。

事件の発端は、容疑者の元彼女であるタイ人女性が、タイ警察に対して日本人容疑者から暴行と監禁被害に遭ったと警察に訴えたことでした。捜査の結果容疑者はオーバーステイであることがわかり、タイ人女性に対して脅迫のメッセージや銃器の写真、弾薬などの動画を送っていたことも判明しました。

さらにタイ人女性の家族からの情報によると、容疑者は酒に酔うと攻撃的になり、タイ人女性の家の周りをうろつき、夜中から朝にかけて脅迫メッセージを送り続けていました。

 最終的に、覆面捜査員がタイ人女性の家の近くで怪しいトヨタの高級車を発見し、その車内で容疑者を発見し、逮捕に至りました。

日本の当局との連携で、容疑者が日本の有名な犯罪組織のメンバーであり、東京での誘拐・暴行・監禁事件に関与していたことが確認されました。事件後、容疑者はタイに逃亡していました。

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