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バンコクのコンドミニアムで寄生虫感染症が拡大、タンクの水が汚染

2024年7月9日 配信

バンコクのコンドミニアムで寄生虫感染、100人以上が影響 管理会社の対応に住民から不満の声

バンコク・ラプラオ地区にある高級コンドミニアムで、寄生虫感染症が広がり、100人以上の住民が影響を受けています。水タンクに存在する寄生虫が原因とされ、住民たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。2024年7月9日の各報道が伝えています。



感染の拡大と原因

今回の感染事件は、住民たちの間で目の充血やかゆみといった結膜炎の症状が急増したことから発覚しました。チュラロンコン大学とシリラート病院での検査の結果、水タンク内に寄生虫のAcanthamoebaとMicrosporidiaが確認されました。これらの寄生虫は、特に免疫力の低い人々やコンタクトレンズ使用者に深刻な影響を与えることが知られています。

 

住民の苦情と管理会社の対応

住民たちは管理会社に対し、早急な対応を求めましたが、管理会社は住民自身で水用フィルターを購入して取り付けるように指示するのみで、根本的な解決策を提示しませんでした。この対応に対し、住民たちは強い不満を抱いており、「高額なコンドミニアムに住んでいるのに、このような生活を強いられるのは不公平です」との声が上がっています。

 

ソーシャルメディアでの告発

2024年7月9日、オンラインメディアで有名なソラプックさんは、Facebookアカウント「Pook Sukonta Berthebaud」を通じて、住民たちの困窮を公表しました。彼女の投稿では、「ラプラオ地区のコンドミニアムで多くの住民が寄生虫感染で苦しんでおり、医師からは治療が遅れれば失明の危険があると警告されています」と訴えました。

 

感染者数の増加と今後の対応

現在、感染者数は100人以上に達しており、その数はさらに増加する可能性があります。住民たちはコンドミニアム全体の水タンクの清掃と消毒を求めており、専門家による検査と対策が急務です。また、感染予防のための啓発活動も重要です。住民代表と管理会社の間での協議が続いており、早急な解決が期待されています。

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