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サムイ島、観光客急増で空港営業時間延長を検討

2024年7月6日 配信

タイ南部スラタニ県のリゾートアイランドであるサムイ島の観光業者は、タイ湾の観光シーズンが近づく中、ヨーロッパからの観光客の増加を期待しています。今の季節、アンダマン海側のプーケットなどは雨の日も多く、波も高く、遊泳には向かない場合も多いですが、一方でタイ湾側のサムイ島などは、天気も旅行で、なにも穏やか。スクーバダイビングも楽しめます。

そんな中で、サムイ空港の運営時間を延長し、毎日20便のフライトを追加することを提案しています。これにより、観光客数が10~20%増加する可能性があるとのことです。



サムイ島観光協会のラチャポーン会長は、サムイ空港の全便が再開されたことで、今シーズンの観光が完全に回復することに自信を示しました。訪問者で国別で多いのは、ドイツ、イギリス、フランス、オーストラリアです。

ラチャポーン会長は、スラタニ空港へのフライトとフェリーサービスの増加が、タイ湾のピークシーズンである7月と8月にホテルの稼働率を80~90%に達成するのに役立つと期待しています。また、毎年恒例のパンガン島でのフルムーンパーティーも多くの観光客を引き寄せる見込みです。

「パンガン島のフルムーンパーティーは、ハイシーズンには1回のイベントで50,000人以上の訪問者を引き寄せると予想されています。」

 しかし、インフラの不足についての懸念もあります。観光客向けのホテルの部屋は十分(約30,000室)ありますが、空港のフライト対応能力やフェリーの供給が増加する需要に追いついていません。

サムイ空港は現在、午前7時から午後10時まで運営されており、1日あたり約50便を処理できます。7月下旬に地元住民や関係者とともに空港の運営時間延長の可能性について話し合う公開フォーラムが開催される予定です。

調査によれば、空港は1日あたり73便を処理でき、観光客数を1日あたり約2,000人増やすことができます。ラチャポーン会長は、昨年記録された340万人の観光客数から10~20%の増加を見込んでいます。

島のフェリーサービス業者も需要の増加に備えて船団を拡大しています。

  

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