睡眠薬強盗のタイ人の女逮捕、外国人男性からロレックスやゴールドを奪う

タイ警察ホワイクワン署は2024年7月5日、外国人観光客に薬を盛って眠らせて、腕時計やゴールドのアクセサリーなどを盗んだとして、タイ人の女（33歳）を逮捕しました。

外国人男性がホワイクワン署に被害の報告をしたのが6月20日のことでした。

外国人男性は、SNSを通じて知り合ったタイ人の女と4年間交際。6月19日午後10時30分頃にタイ人の女が、バンコク・ティアムルアムミット地区のホテルの外国人男性の部屋を訪れました。

外国人男性は、部屋でタイ人の女と食事をしながら話をしていた際、トイレへ。トイレから戻ると頭がくらくらし、薬を盛られたように感じてそのまま無意識に眠ってしまったとのこと。

外国人男性が目が覚めた時には、タイ人の女はおらず、ゴールドのネックレス（43万バーツ相当）、ゴールドのブレスレット（15万バーツ相当）、ロレックスの時計1本、ブランドの衣服、そして800シンガポールドルがなくなっていました。

ホワイクワン署は、タイ人の女を特定して逮捕。その後の調べでタイ人の女は、2023年にパタヤ裁判所から夜間窃盗の容疑で逮捕状が出ており、またミンブリー刑事裁判所からも同じく2023年の夜間窃盗の容疑で逮捕状が出ていることが判明しました。タイ人の女は証拠品と共にホワイクワン署に連行され、夜間窃盗の容疑で処罰されることになりました。