【タイの天気】この冬は前年より気温が低くなる見込み

タイ気象局によると、ラニーニャ現象は7月から1月にかけてタイに影響を及ぼし、この気象現象により北部および東北部では10月までに例年よりも多くの雨が降ると予想されています。

南部地域では8月に降雨量が少ないものの、それ以外の月には例年よりも多くの雨が降るでしょう。

タイ気象局局長は、現在タイ上空に広がっているエルニーニョ南方振動（ENSO）が間もなくラニーニャに変わると述べました。

局長は、ENSO現象は正常であり、過去1か月間に太平洋の熱帯域の海水温が平均で-0.9℃から0.5℃まで冷却されていると説明しました。

7月から10月の気温は通常よりも0.2℃から1.0℃高いと予測されています。

7月と8月の降雨量は昨年よりも多いですが、9月から11月の降雨量は昨年よりも少なくなるでしょう。

第3四半期の気温は昨年よりもわずかに高いと予測されています。

10月と12月の降雨量は昨年とほぼ同じになると予想されています。気温については、2023年と比較して、最高気温と最低気温は昨年よりも低くなる見込みです。

関連記事