猫カフェの客が「遊んでいたら噛まれた」と損害賠償を請求（動画あり）

バンコクの猫カフェ「Mohu Mohu Café」が、2024年2月11日に猫が26歳の女性客の膝の上で遊んでいる最中に興奮して咬みついたため、25,000バーツ（約10万9千円）の賠償を求められました。結局4,000バーツの賠償支払いで合意となりました。各報道が伝えています。

Mohu Mohu Caféは2024年6月23日（日）にその時の防犯カメラの映像を公開し、事前に引っかかれたり咬まれたりするリスクについて顧客に警告していたこと、また応急処置を提供したと主張しています。また、女性客は噛まれた跡も顧客がカフェの3階で猫と50分間遊んだことも伝えています。一方で女性客は、カフェから謝罪を受けておらず、今からでは遅すぎると主張したのだとか。

6月24日（月）にMohu Mohu Caféは、猫のレオナが女性客を咬んだため、25,000バーツの賠償を求められている件について以下のように言及しました。

「この件についてメディアが報じ、多くの議論を呼んでいます。人々がこの問題に示した関心の高さに驚いています。これは、Mohu Mohu Caféの視点から見た裁判の記録であり、裁判や裁判官を批判する意図はありません。裁判所の職員たちは非常に親切で、心から感謝しています。私がこれを共有する理由を理解していただけると幸いです。心配してくれた皆さん、励ましてくれた皆さんに心から感謝します。このメッセージをもってこの件を終えたいと思います。?」

2024年6月11日の裁判結果
提訴された案件について被告（Mohu Mohu Café）が裁判所で証言。
裁判所が原告（女性客）との調停を命令。
調停を行い、証拠を提出。原告は25,000バーツを要求。
主張が過大であることを証明する証拠を提出し、4,000バーツで合意。
原告が提案を受け入れる。」