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2024年1月から4月にかけて、韓国を訪れたタイ人の数は前年同期比で21.1%減少しました。現象の主な原因は、多数のタイ人が理由不明な入国拒否に遭ったためと考えられています。6月20日に各報道が伝えています。
韓国観光公社のデータによると、2024年1月から4月までに韓国を訪れたタイ人観光客は11万9000人で、前年同期比21.1%減。一方、同期間における外国人観光客の総数は86.9%増加したのだとか。
2019年には、韓国を訪れる外国人観光客数でタイは東南アジアのトップの国であり、57万2,000人が訪れていました。これはベトナム(55万4,000人)やフィリピン(50万4,000人)を上回っています。しかし、2024年1月から4月まではベトナムとフィリピンがタイを上回りました。
観光業界の専門家は、この減少を、韓国に到着した多くのタイ人が理由不明の入国拒否に遭ったことに起因する否定的な感情に関連しているとしています。 韓国には多数のタイ人不法滞在者がいて社会問題になっていることもあり、タイ人の入国が厳しくなっており、明確な理由のない入国拒否も多数報告され、タイ人は不満を募らせていました。
韓国の法務省は、不法滞在を防ぐためにこれらの措置が必要であり、タイ人に対する差別ではないと強調しています。
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