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タイ上院は2024年6月18日、同性結婚を認める法案を可決しました。これに伴い、姦通法の性別不平等が是正されるようです。
タイのオンブズマン事務所は、憲法裁判所が姦通法を性別不平等で違憲と宣言した判決について説明しました。これまでは、女性は夫の同性パートナーを訴えることができませんでしたが、360日後には、同性の不貞者を訴えることができるようになります。これは新たに承認された平等結婚法に沿ったものです。タイ国営メディアNNTが2024年6月20日に伝えています。
タイ憲法裁判所は6月18日、夫が妻と不倫関係にある者に慰謝料を請求することを認めている民法商法第1523条第2項は、平等結婚法に矛盾するとの判決を下しました。 裁判所の決定は判決日から360日後に発効します。
オンブズマン事務所は、現在の法律では、不倫が公になっていない場合でも、夫は性別を問わず不倫相手を訴えることができるのに対し、妻は公になった場合に限り女性を訴えることができるという不平等があるため、憲法裁判所に判断を求めたと説明しました。
最近上院によって承認された平等結婚法は、民法商法第1523条を廃止します。この新たな規定により、平等な結婚の原則に沿って、性別に関係なく、配偶者のどちらかがパートナーと不倫関係にある者に対して損害賠償を請求できるようになります
■Office of the Ombudsman Clarifies on Adultery Law in Gender Inequality|NNT
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