タイでは37%が職場に満足、日本は29%、フィンランドは83%

米国の調査会社 Gallup社は、毎年実施している世界の職場の従業員意識調査「State of the Global Workplace」の2024年度版を発表。タイはアジアで職場での満足感が高い従業員の割合が4番目に高い国としてランクインしました。タイ国営メディアNNTが2024年6月16日に伝えています。

タイでは、回答者の37%が職場に満足していると回答しています。アジアでは、ベトナムが51%の従業員が満足していると感じており、次いで台湾が41%、シンガポールが39%となっています。日本は29%でした。

職場での満足感が高い従業員の割合（アジア）
1位 ベトナム: 51%
2位 台湾: 41%
3位 シンガポール: 39%
4位 タイ: 37%
5位 フィリピン: 36%
6位 中国: 36%
7位 韓国: 34%
8位 マレーシア: 31%
9位 日本: 29%
10位 モンゴル: 29%

世界的には、34%の回答者が職場で「満足している」と感じているのに対し、58%は「苦しんでいる」と感じ、さらに8%は「苦痛を感じている」と報告しています。職場の満足度においては、ヨーロッパ諸国が上位10位を占めており、フィンランドが83%でトップに立ち、次いでデンマークとアイスランドが続いています。

職場での満足感が高い従業員の割合（世界）
1位 フィンランド: 83%
2位 デンマーク: 77%
3位 アイスランド: 76%
4位 オランダ: 71%
5位 スウェーデン: 70%
6位 イスラエル: 69%
7位 ノルウェー: 67%
7位 コスタリカ: 62%
9位 ベルギー: 60%
10 オーストラリア: 60%