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タイ警察は2024年6月11日、違法なオンライン賭博サイトの運営が行われているとして、チョンブリ県バーンラムン郡ノンプルー(パタヤ)の住宅を捜索。インド人21人を逮捕しました。
タイ警察が、周囲がフェンスで囲まれてプールもある2階建ての大きな住宅を捜索したところ、1階でオンライン賭博サイトの管理スタッフとして働くインド人の男8人を発見しました。さらに2階の寝室には13人のインド人の男が寝ているのが見つかり、合計21人となりました。
インド人の男21人のうち、8人がパスポートを提示できませんでしたが、残り13人は有効な学生ビザのあるパスポートを所持していました。
タイ警察は、8台のノートパソコン、100台以上の携帯電話、多数のSIMカード、顧客名が書かれたノート、壁に貼られたヒンディー語で書かれた管理スタッフの規則を記した紙を押収。紙には「勤務中の飲酒禁止」「遅刻禁止」「他人への迷惑行為の禁止」が記されていました。
摘発が行われた住宅は、2023年8月からインド人が借りていたことが判明。多数のインド人が家に滞在しており、調理材料を受け取ったり買ったりするときしか姿を見せないこと、電気代が月に3万~4万バーツに跳ね上がっていたことから疑惑が浮上。タイ警察は証拠を集め、パタヤ地方裁判所から捜索令状を取得した後、捜索を行いました。
このインド人グループは7つのオンライン賭博サイトを運営。これらのサイトではインドの銀行口座を通じて2億ルピー以上(約1億バーツ相当)の資金が流通していました。ウェブサイトのサーバーの所在地は現在不明で、捜査中です。
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