タイ政府、北部ナーン県の観光を推進

タイ政府は、北部のナーン県の観光を推進し、ラオスのルアンパバーン県との双子都市関係を構築することによって文化観光を強化する計画を発表しました。この取り組みの一環として、タイ政府はナーン県をユネスコの世界遺産に推薦する意向を表明しました。タイ国営メディアNNTが2024年6月12日に伝えています。

ナーン県が推薦されたのは、豊かな先史時代の考古遺跡、民族の多様性、そして地域の知識が認められているためです。この推薦は、3月に内閣が文化省の提案を承認し、地域の認知度を高め、学術的評価を行うための予算として700万バーツを割り当てた後に行われました。

また、タイ政府はナーン空港を国際空港に格上げし、より多くの国際観光客を引き付ける計画も立てています。

セター・タビシン首相は、天然資源・環境省、タイ世界遺産委員会、および文化省に対して、ナーン県の推薦プロセスを迅速に進めるよう促しました。これは、ナーン県およびその周辺地域にとって経済的および社会的な利益が期待できるためです。

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