プーケット空港の新ターミナルは2026年より建設開始

タイ南部の世界的ビーチリゾートであるプーケットのプーケット国際空港は、新しい国際ターミナルの建設により、大規模な拡張を予定しており、年間の旅客数を1,250万人から1,800万人に増加させる見込みです。新しいターミナルの設計段階が進行中であり、今年中に完了する予定であると確認しました。タイ国営メディアNNTが2024年6月2日に伝えています。

この拡張の必要性は、現在の空港の利用状況によるもので、新型コロナウイルス感染拡大前のレベルにほぼ匹敵しています。2024年5月には、プーケット空港は1日あたり約16,000人の国内乗客を処理し、新型コロナウイルス感染拡大前の国内交通の90%に達しました。国際交通はすでに以前のレベルを超えており、1日あたり平均22,000人の到着および出発があり、これは2019年より7%多い数値です。

プーケット国際空港の2024年の乗客数は、2019年の合計1,800万人に達するか、それを超えると予想されています。新しいターミナルは2026年に建設を開始し、3年以内に完了する予定で、国際便の処理能力と効率を向上させることを目的としています。

新しいターミナルに加えて、水上飛行機専用のターミナルも計画されており、空港の施設を拡張および近代化するための広範なビジョンの一部となっています。

タイ空港公社（AOT）は、この開発のために60億バーツの予算を割り当てています。