カンヌ映画祭後、タイは1億ドルの映画投資を目指す

タイ観光局傘下のフィルム事業部は、2024年5月14日から25日までフランスで開催された第77回カンヌ映画祭「Marché du Film – Festival de Cannes」において、タイのブースを訪れた国際的な映画制作者からの関心が急増したことを明らかにしました。タイ広報局が伝えています。

このブースには800人以上の映画制作者やプロデューサーらが訪れ、タイでの外国映画制作に対する政府のインセンティブ措置について問い合わせがありました。この措置には最大20%の現金還元が含まれています。そのうち30人がタイへの投資に本格的な関心を示しました。これらの関心は、フランス、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどのさまざまな国から寄せられました。

フィルム事業部は、この映画祭がタイでの映画投資に約36億9,000万バーツ（約1億ドル）をもたらす可能性があると見積もっています。12日間にわたる映画祭の期間中、タイのブースでは、自然や歴史的な場所、タイの伝統など、タイ国内のさまざまな撮影ロケーションが紹介されました。外国の映画制作者へのお土産として、象や猫の柄のタイパンツも贈られました。