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タイ国立公園・野生動物・植物保全局 (DNP)は2023年4月3日、タイ南部パンガー県のスリン諸島国立公園内で、スクーバダイビング中にジンベイザメ(ปลาฉลามวาฬ)に触れた外国人ダイバーに対して、刑事告訴を行う手続きを進めていることを明らかにしました。
外国人ダイバーがジンベイザメに触れる事案が発生したのが2023年3月31日。その動画がSNSで拡散されると、海洋生物や海洋天然資源に直接的な影響を与える可能性があるジンベエザメにダイバーが触れていいのかどうかについて物議を醸しました。
DNPは、動画、写真などの証拠を収集し、違反者に対して刑事告訴を行うための手続きを進めました。すでに外国人ダイバーには刑事告訴をすることを通知しており、外国人ダイバーとインストラクターは罪を認めているとのことです。
この対応は、野生動物の保護および管理に関する2019年法律に基づき、ジンベイザメを保護動物に指定したことによります。ジンベイザメは、世界で最も大きな魚で、他のサメと同様に軟骨魚類です。通常、水温が18〜30℃の海に生息し、体は灰色で白と淡黄色の斑点があります。成魚の体長は5.5〜10メートルに達することがあり、最大で12メートル、重さは20トンにもなります。プランクトンを食べており、人間には危害を加えませんが、プランクトンの数の減少、汚染、船舶による事故など、人間による脅威に直面しています。さらに深刻な脅威は、「フカヒレ」として知られるひれを切り取るための狩猟です。
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