タイ北部は気温の急上昇に注意、3月末～4月初旬

タイ気象局は2024年3月26日、特にタイ北部の住民に対し、3月末から4月初旬にかけて予想される気温の急上昇に備えるよう警告を発しています。タイ国営メディアNNTが伝えています。

タイ気象局によると、東北部、中部、東部地域では3月28日まで南風の影響で多少の雨が降り、その後3月30日から4月3日にかけて北部全域で気温の上昇が予想されます。 この気象変化により、住民の間で健康問題が増加する可能性があります。南部地域は東風による継続的な降雨が予報されていますが、この期間に顕著な風の状態は予想されていません。

大気汚染については、北部および東北部のいくつかの県では、PM2.5の有害なレベルに直面しています。特にチェンマイは、3月25日に空気質指数162を記録し、世界で5番目に悪い空気質となりました。

天然資源・環境省の大気汚染解決通信センターは、主に北部と東北部の26県で、PM2.5濃度が37.5μg/m³の閾値を超えたことを報告しています。一方、バンコク首都圏は比較的良好な空気質を記録しており、PM2.5レベルは16.6から32.8 μg/m³の範囲にあります。